塗り物のお取扱いについて



 

漆は 日本の特産物であり、うるしをジャパンと呼び、

それが 日本に対する呼称になるほど 高く評価されております。

多くの職人の手による複雑な工程をへて 形づくられる漆器は、日本のほこる代表的な伝統工芸であります。

うるし という名は、麗し、あるいは潤いという言葉からきたといわれているように、

その塗り膚の温かみのある美しさは、他に比較するものがありません。

そのみなもとは 日本では非常に古くから漆の使用が始まっていますが、

唐の時代に中国より高度の技術が移入され、わが国独自の進歩をとげて現在に至っております。

これからも 漆器は、永い伝統をいしずえとした美意識を大切に、

すぐれた手づくりの技を、さらに新しい美しさを求めて、

現代の暮らしの中へ お届けしてまいります。

 

 

 

□長時間 湯水に浸しておくことは お避け下さい。

 ご使用後はできるだけ早く 水またはぬるま湯で洗い、柔らかい布で水気をぬぐい、

 乾いた布で拭いておきますと 長持ちいたします。

□良い艶を長く保つには、いきなり強く拭かず、柔らかい布で

 塵を払い落としてから 拭くようにしてください。

 布はやわらかい天然繊維(綿・絹・麻など)のものをお使いください。

□直射日光は避けて保存して下さい。変形または変色するおそれがあります。

□直火・電子レンジ・オーブンはご使用にならないでください。

 また 食器洗浄機・乾燥機使用可能の表示のないものは 使用しないでください。

□新しい漆器の匂いが気になる場合は、風通しの良い日陰に数日間置くか、

 薄めた酢で軽く拭くと 効果的です。